
1. 米油の栄養素と効果・効能
★ビタミンEが豊富です!
米油にはビタミンEが豊富に含まれており、米油100gあたり0.03gのビタミンEが含まれています。ビタミンEはアンチエイジング要素として知られるトコフェロールという自然の抗酸化物質であり、現代人には嬉しい栄養素となっています。
※ちなみに成人が一日あたりに必要なビタミンEは凡そ0.08g
※厚生労働省/食安発第0701006号より引用
米油のパッケージによく「ビタミンE配合」とありますが、米油での調理はビタミンEの摂取にちょうどいいですね。
2. 米油選びの注意点
大手メーカーの米油をあまり見たことがないのは、企業にとって採算性が良くないためです。
米ぬかは、お米にくっついている間は安定した物質ですが、精米され米ぬかになると油分の分解が始まり、時間が経てば米油の生産に適さなくなるという問題があります。その為、米油の製造には新鮮な米ぬかの集荷のための地域に限定され、工場の規模も大きくできず(量が限られるため)生産性の向上に限界があります。また、米ぬかには油分が少ないが為、収益性の向上を望むと溶剤抽出法がベースとなります。
なので、米油は低温圧搾・一番搾り・精製なしなものを選びたいですね。※もちろん米油だけではなく全ての植物油に関してそうなのですが。
最近は種類も豊富なので、きっとイケてるこめ油が見つかるはずです!
3. 米油の耐熱温度
発煙点 230℃前後、引火点 315℃前後
炒め物・揚げ物・天ぷら・ドレッシングなど幅広く使用可能です。
高温の料理にも使用可能な油です。
※不純物の多い油や、何度も使用して疲労した油は、発煙点・引火点が低くなるので注意が必要です。
4. 米油のオススメ商品ランキング5選
炒め物料理1回に必要な油量を大さじ一杯(15ml=13.5g)という前提。
内容量/ 酸化する前に 使い切る |
230g | ○ |
---|---|---|
購入価格/ 購入し易さ |
2138円(税込) | ! |
単価/コスパ (13.5gあたり) |
125円 | ○ |
原材料/安全性 | 食用こめ油 | △ |
抽出・精製方法/ 安全性 |
?? | ✕ |
容器/ 安全性・保存性 |
透明瓶容器 | △ |
総合評価 | ★★★☆☆ |
出ました。大さじ1杯分(13.5g)あたりなんと116円という100円のラインを超えるいわゆる高級油です。安いものだと11円という商品もありますから、単純に10倍のお値段です。
しかし、HPや紹介を見ていくと、ガンマオリザノールの含有量や油酔いのしにくさ、ビタミンEの含有量等を全面に押し出していますが、もともと米油全般にこのような特徴はあるので、多少、ガンマオリザノールが他の米油と比較して多くても、少し知ればこの商品単価とはつりあわないかな?と思ってしまいます。また、製造方法がわからないので、そこを知りたいものです。
値段が高い=きちんとしているの法則はある程度当てはまるのでしょうけど、費用と釣り合っているかを知るためにも、是非メーカーさんには製造方法をHPにて公開していただきたいですね。
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内容量/ 酸化する前に 使い切る |
180g | ○ |
---|---|---|
購入価格/ 購入し易さ |
1836円(税込) | ! |
単価/コスパ (13.5gあたり) |
137円 | ○ |
原材料/安全性 | 山形県産 つや姫米ぬか | ○ |
抽出・精製方法/ 安全性 |
圧搾法 溶剤不使用 | ○ |
容器/ 安全性・保存性 |
透明瓶容器(箱入り) | ○ |
総合評価 | ★★★★★ |
まるで香水のような箱と容器に入った「つや姫こめ油」持っているだけで嬉しくなり、ついつい使用するのをためらうほどです。
メーカーさんのHPよりも高値で取引されるケースもある本当の意味でのプレミアムオイルと言っても良いでしょう。
原材料と製造方法にこだわった商品で、化学的なプロセスをなくし、圧搾物理精製法でつくられた「ナチュラル」な食用油です。栄養成分を壊さず、米ぬかの風味を逃がさず搾りきります。
~メーカーHPより抜粋~
これが低温圧搾なのか、熱を加えた高温圧搾なのかは低温圧搾のアピールが無いことから、おそらく高温圧搾なのでしょうけど、その他の製造過程では科学的なプロセスを排除するという事なので、安心して使えますね。
内容量/ 酸化する前に 使い切る |
110g | ○ |
---|---|---|
購入価格/ 購入し易さ |
810円(税込) | △ |
単価/コスパ (13.5gあたり) |
100円 | ○ |
原材料/安全性 | 国産玄米ぬか、胚芽 | ○ |
抽出・精製方法/ 安全性 |
圧搾法 溶剤不使用 | ○ |
容器/ 安全性・保存性 |
透明瓶容器(箱入り) | ○ |
総合評価 | ★★★★☆ |
オリーブオイルのような容器に入ったプレミアムオイルを販売されている三和油脂さんのコメーユ
スーパープレミアムなつや姫 こめ油と比較しても違いはつや姫という原材料のブランドが違うのみで、あとの製造方法等は安心できる方法になっています。※パッケージやHPにノンケミカル製法の記載あり
また、値段ももちろん高いですが、つや姫こめ油ほどではないため購入しやすいのではないでしょうか?プレミアムオイルを使用したことがない人は是非お試しあれ。
内容量/ 酸化する前に 使い切る |
65g | ◎ |
---|---|---|
購入価格/ 購入し易さ |
864円(税込) | ○ |
単価/コスパ (13.5gあたり) |
180円 | ○ |
原材料/安全性 | 国産玄米ぬか | ○ |
抽出・精製方法/ 安全性 |
圧搾法 | △ |
容器/ 安全性・保存性 |
透明瓶容器(箱入り) | ○ |
総合評価 | ★★★☆☆ |
65gと小さいサイズが鮮度を保ったまま使い切る為に嬉しい玄米オイルお値段は相当に高く、255ml版もあるのですが、そちらも13.5gあたりは約170円とプレミアムこめ油ではNo1の価格に設定されています。(他の種類でもここまでの高額はなかなかありません)
~メーカーHPより抜粋~
優れた栄養機能を丸ごと活かすため、”食べるための米ぬか”から、そのまま機械で搾油した玄米オイルです。溶剤や界面活性剤で化学的に抽出・精油する一般の米油と比べて、その濃縮された「太陽の恵み」の量が格段に違います。
しかし、具体的な製造方法はみつからず、ノンケミカルともうたってはいません。値段もちょっと高すぎるという感はいなめないのですが、その値段なりの価値はあるのかは是非使用して確かめてみてください。
※値段が高すぎるので★は3つにしております。
内容量/ 酸化する前に 使い切る |
270g | △ |
---|---|---|
購入価格/ 購入し易さ |
1340円(税込) | ─ |
単価/コスパ (13.5gあたり) |
67円 | ○ |
原材料/安全性 | 食用こめ油 | ○ |
抽出・精製方法/ 安全性 |
圧搾法 | △ |
容器/ 安全性・保存性 |
プラスチック容器(色付き) | △ |
総合評価 | ★★★☆☆ |
プレミアムこめ油に比べれば安いですが、一般的なこめ油の3~4倍程度の理由は以下のような記載から読み取れます。
~メーカーHPより抜粋~
純国産の新鮮な米ぬかを圧搾製法で丁寧に搾ってつくったこめ油。
風味が良くこめ油特有の成分を多く含んでいます。
従来のこめ油の約8倍のガンマオリザノールが含まれています。
直接飲んでみるとほのかにお米の風味が漂う美味しい油です。容器は是非瓶にしてもらいたいですね。