油の専門サイトがオススメするオリーブオイルランキング8選

サプリメントマイスター/食用オイルソムリエ
40代男性、定期的に運動をしているにも関わらず健康診断でLDLコレステロール値が下がらなかったことをきっかけに油・脂習慣に注目し始める。食用オイルソムリエ、サプリメントマイスター資格を取得し、本サイトの編集長として専門性、信頼性のある情報発信を目指す

1. オリーブオイルの栄養素と効果・効能

オリーブオイルはポリフェノールと75%程度を構成している一価不飽和脂肪酸オレイン酸が特徴的な栄養素と言えるでしょう。この2つの特徴のため酸化に対して強い耐性を持っています。

しかし、植物油に期待したいビタミンに関して言えば、他に有用な油も多数存在しており、必ずしもオリーブオイルがバツグンに優れている訳ではありません。例えばビタミンEはひまわり油の20%程度ですし、ビタミンKは大豆油の20%、ビタミンAはバターの2%程度しか含有しておらず(いずれも100gあたり)、必ずしも全ての面でオリーブオイルが優れているわけではありません。

また、オリーブオイルの特徴であるポリフェノールも空気中での抗酸化作用は認められているものの、それが体内でどの程度の抗酸化作用があるかは未だに不明な点が多く、確証という所までは至っていないようです。

オリーブオイルは、これを日常的に利用している地中海沿岸の人々が、かなり多く摂取しているにもかかわらず、動脈硬化などの心疾患が少ないことから世界中で注目されるようになりました。
そして、様々な研究により、オリーブオイルに高濃度に含まれるオレイン酸は悪玉(LDL)コレステロールを下げるという働きがあると言われるようになりました。他にも、オリーブオイルは胃酸の過剰な分泌を防いで胃潰瘍や十二指腸潰瘍を予防したり、肝臓や膵臓、腸などの機能を高めて便秘解消にも役立つと言われています
※ちなみにイタリアは日本の約半分の人口(6,200万人)なのに、オリーブオイルの消費量は約20倍の80万トンなので、一人あたりの年間オリーブオイルの消費量は40倍!にものぼります。

2. オリーブオイル選びの注意点

オリーブオイルの最高級品といえば「エクストラ・バージン・オリーブオイル/EXV」ですが、そう書いてあってもその基準は「加工処理をせずに、酸度が基準値を満たしていれば良い」ので効率的な収穫の為圧搾方法で遠心分離機を使っているものがあるようです。

関連記事【粗悪品には要注意!】オリーブオイルの基礎知識

それらには注意が必要です。なぜなら、熱を加えたほうが確かに効率的にオイルを搾油出来ますが(量がたくさん取れる)、かなりの高温で搾油をする為オリーブオイル本来の栄養素も消滅してしまうからです。「エクストラ・バージン・オリーブオイル」と表示されているオリーブオイルでもニセモノである可能性は常に疑って慎重に選ぶことをオススメします。
※たとえイタリア産でもプラスチック容器のものなどはオススメできません。

そもそも、オリーブは枝から切り取った途端に酸化がはじまるので、他でつくられたオリーブをトラックで運ぶ間にも鮮度がみるみる落ちていきます。自社農園で収穫して、搾油~瓶詰めまでを短時間で行ったものこそ鮮度を保った本物のオリーブオイルと言えるでしょう。

3. オリーブオイルの耐熱温度

発煙点 200℃前後、引火点 310℃前後

加熱して使うにはオリーブオイルは安定した油であり、高温での炒めに耐えることが出来ます。その高い発煙点(約200ºC)は食べ物を揚げるための理想的な温度(180°C)をカバーすることが出来ます。もちろん長時間の加熱はどの油も避けたいのですが、植物油の中では加熱をあまり気にせずに使える油です。

4. オリーブオイルのオススメ商品ランキング8選

※炒め物料理1回に必要な油量を大さじ一杯(15ml=13.5g)という前提

㈲アラブジャパン Murado(モラード)
(品目:エキストラ・バージン・オリーブオイル)
内容量/
酸化する前に
使い切る
190g
購入価格/
購入し易さ
1,728円(税込)
単価/コスパ
(13.5gあたり)
123円
原材料/安全性 食用オリーブ/手摘み
抽出・精製方法/
安全性
低温圧搾法
容器/
安全性・保存性
遮光瓶容器
総合評価 ★★★☆☆

日本からはるか遠く中東の国「ヨルダン」にて製造されているオリーブオイルがこちら。ヨルダンといわれてもピンと来ない方も多いと思いますが、地中海に面していて地中海の向かいの国はギリシャやイタリアという事で同じように地中海性の気候の国です。
この「Murado(モラード)」は、ヨルダンの厳しい砂漠で栽培される世界最古の品種といわれる「ナバリ種」から採れたオリーブで製造されています。これらの品種はヨルダンとシリアの一部でしか手に入らない稀少なもので、オリーブオイル特有の苦みと辛みに加えて、この地域の風土でなければ作り出せない独特のフルーティーさを併せもっています。(本当にちょっと果実感があります!)

収穫は全て一つ一つに手摘みで行い、地に落ちた実や傷のある実はオイルにする際の酸化の原因になる為はじいているそうです。収穫後は素早く実を潰さないように、また傷つけないように運び、24時間以内に約28℃の低温で搾り、オイルが持つ栄養を損なわせないようにしています。ただ、オリーブは収穫してから12時間以内に搾油をしないと腐敗・発酵が始まってしまう恐れがあるため、その速度を加味して星は3つです。おしい!

フードライナー FRUCTUS(フルクトゥス)
(品目:エキストラ・バージン・オリーブオイル)
内容量/
酸化する前に
使い切る
228g
購入価格/
購入し易さ
1,750円(税込)
単価/コスパ
(13.5gあたり)
104円
原材料/安全性 食用オリーブ(有機栽培&手摘み)
抽出・精製方法/
安全性
低温圧搾法
容器/
安全性・保存性
遮光瓶容器
総合評価 ★★★☆☆

写真をみるとわかるように、まるでお酒のような包装に包まれていますが、きちんとしたEXバージンオリーブオイルです。イタリアのアルドイノ社が製造しているこちらですが、レッチイノ・フラントイオ・ビアンコリッラ・チェラスオーラ・ノチェッラーラ・カロレアという沢山の品種のオリーブ果実をブレンドして作られています。フルクトゥスの名の通り、後味がフルーティでバターの代わりにバゲットにつける、パスタやリゾットなどにも非常によくあいます。ただし、ブレンドするという事はある程度大量生産のものあるでしょうから、シングル・エステート推しの私としては星は3つです。

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サンヨーエンタープライズ㈱ SALVAGNO(サルバーニョ)
(品目:エキストラ・バージン・オリーブオイル)
内容量/
酸化する前に
使い切る
458g
購入価格/
購入し易さ
2,430円(税込)
単価/コスパ
(13.5gあたり)
71円
原材料/安全性 食用オリーブ(有機栽培&手摘み)
抽出・精製方法/
安全性
低温圧搾法
容器/
安全性・保存性
遮光瓶容器
総合評価 ★★★☆☆

手摘みで収穫し、収穫後8時間以内に搾油しているので大変酸度が低く(酸度はなんと0.25%以下!)香りが抜けにくいのが特徴です。
イタリアのフードショウCIBUSで開かれる、オリーブオイルの国際コンクールで優勝の実績を持つこちらのオイル。有機栽培オリーブの実から搾られる、大変まろやかで芳醇な香りのEXバージンオリーブオイルです。
容量は500ml(458g)とちょっと多いですが、13.5g(大さじ一杯)あたりで言えばEXバージンにしてはちょっと「リーズナブル」で、実際に使いましたが癖が少ないので料理に使いやすく実用的な所を評価して★3つです!
※ちなみにEXバージンの基準が酸度0.8%以下なので相当に酸度が低く人工的に加工(精製)せずに0.25%以下というのは相当に評価が高いです!

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ティーティージャパン Portion 36
(品目:エキストラ・バージン・オリーブオイル)
内容量/
酸化する前に
使い切る
343g
購入価格/
購入し易さ
2,700円(税込)
単価/コスパ
(13.5gあたり)
106円
原材料/安全性 食用オリーブ(栽培方法は不明)
抽出・精製方法/
安全性
低温圧搾法
容器/
安全性・保存性
遮光瓶容器
総合評価 ★★★☆☆

南アフリカ共和国・西ケープ州(地中海性気候)で育ったオリーブの早摘みの実を絞った風味豊かなオイルです。オリーブの栽培から果実の収穫・搾油・ボトル詰めまで、すべての作業を農場内で行っている、生産者のこだわりや熱意が込められたシングルエステートのオイルです。年のよって違うらしいですが、私が購入した商品はレッチイノ種の単品種オイルだそうです。酸度は0.14% (国際オリーブ協会エクストラバージンオリーブオイル基準:0.8%以下)また、ボトル上部にはラベルが貼られており、、南アフリカオリーブ産業協会が定める以下の内容を満たしていることを示しているそうです。
・原材料は全て南アフリカ産であること
・シールに表示されている年に果実を収穫し搾油したオイルであること
・国際品質基準に基づいて作成されたSA OLIVE協会の品質基準を満たしていること。 (SA OLIVE協会では、SAOLIVEシールを付与するにあたり、エクストラバージン品質を満足できるか官能検査と理化学検査を行っているそうです)
・容器のラベルには、正しい内容を記載すること。 (例えば、”Extra Virgin”と記載されているのであれば、エクストラバージンの品質を満足するオイルが入れられていて、低品質のバージンオイルや精製オイルは入れられていないこと)
味の特徴としては地中海沿岸諸国(イタリア・ギリシャ・トルコ)のものよりも苦味や辛味のやわらかいマイルドなタイプで、オリーブオイルにあまり馴染みの無い方でも使いやすい一品です。

MIE PROJECT㈱ MANI BLAUEL(マニ ブラウエル)
(品目:エキストラ・バージン・オリーブオイル)
内容量/
酸化する前に
使い切る
228g
購入価格/
購入し易さ
1,516円(税込)
単価/コスパ
(13.5gあたり)
90円
原材料/安全性 食用オリーブ(有機栽培&主に手摘み)
抽出・精製方法/
安全性
低温圧搾法
容器/
安全性・保存性
遮光瓶容器
総合評価 ★★★☆☆

イタリアと並んでオリーブオイルの産地であるギリシャ。そのギリシャでもオーガニック オリーブ栽培の草分けと言える、マニブラウエルが手掛けるのがこちら。この地方固有のオリーブ品種コロネイキ種で作られており、低温遠心分離による機械的な手法のみを使用して、オイルをオリーブから直接圧搾しています。
色はとても綺麗な緑金色で、味はちょっとスパイシーな感じがあるのでオリーブオイル上級者向けかもしれませんね。

薬糧開発㈱ Zottopera(ゾットペラ)
(品目:エキストラ・バージン・オリーブオイル)
内容量/
酸化する前に
使い切る
228g
購入価格/
購入し易さ
3,200円(税込)
単価/コスパ
(13.5gあたり)
185円 !
原材料/安全性 食用オリーブ(有機栽培&手摘み)
抽出・精製方法/
安全性
低温圧搾法
容器/
安全性・保存性
遮光瓶容器
総合評価 ★★★★☆

歴史あるイタリア・シチリア州でも、古くからオリーブ栽培を続けるゾットペラ社。なんでも一説によると1,000年以上続く農園だとか。平均樹齢450年を超すオリーブの樹ならではの、力強さが特徴的なゾットペラ社の有機EXバージンオリーブオイル。当然、一粒一粒手摘みで収穫。さらに収穫から圧搾まで最短で3時間程度とスピーディー。一般的なEXバージンオリーブオイルの基準を大きく上回る、酸度0.27%以下というフレッシュさを誇ります!味は結構スパイシーな感じでさすがシチリア!?という感じです(収穫年で特徴が異なるようです)。その分値段も高く、安いオリーブオイルの6倍以上。安めのEXバージンでも約3倍(いずれも大さじ一杯分の単価比較)とオリーブオイルにこだわりたい!油にはこだわりたい!という上級者を超えたマニア向けです。(笑)

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㈱メルカード・ポルトガル CARM(カーム)
(品目:エキストラ・バージン・オリーブオイル)
内容量/
酸化する前に
使い切る
228g
購入価格/
購入し易さ
1,866円(税込)
単価/コスパ
(13.5gあたり)
110円
原材料/安全性 食用オリーブ(有機栽培&手摘み)
抽出・精製方法/
安全性
低温圧搾法
容器/
安全性・保存性
遮光瓶容器
総合評価 ★★★★☆

こちらはポルトガルのEXバージンオリーブオイルです。CARM社の畑から、最高のオリーブだけを厳選して搾ったオリーブオイルです。オリーブオイルを光から守るため、ボトルはほとんど黒に近い濃い色となっています。また、限定生産で1本1本に通し番号がついています。(私のは1,126 of 4,500でした)CARMは、酸度が0.1~0.2%と超低酸度なのも特徴の一つです。非常にフレッシュで爽やかな青い香りと、柔らかな味わいがありました。サラダにたっぷりかけても癖が無く、あとはスムージーやフルーツにもおすすめできます。(ちょっと苦味を感じるかもしれませんが)

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㈱トザバラス・ジャパン KALAMATA(カラマタ)
(品目:エキストラ・バージン・オリーブオイル)
内容量/
酸化する前に
使い切る
228g
購入価格/
購入し易さ
1,700円(税込)
単価/コスパ
(13.5gあたり)
100円
原材料/安全性 食用オリーブ(手摘み)
抽出・精製方法/
安全性
低温圧搾法
容器/
安全性・保存性
遮光瓶容器
総合評価 ★★★★☆

こちらは世界第3位のオリーブオイル生産国であるギリシャの老舗メーカートザバラス社の一品。[クイーン・オブ・オリーブ]と呼ばれるコロネイキ種という種類のオリーブのみから作られており、ブレンドタイプではなく、シングルエステート(単一種加工)・オリーブオイルです。普段は高級オリーブオイルのブレンドに使われるようなものを単一で使用しているという何とも贅沢な一品です。オリーブオイルは高温では劣化が進み鮮度が落ちるため、トザバラス社は最新の設備を使い搾油の際の温度を30度以下に保ちじっくりとオイルを搾油しています。「飲むオリーブオイル」というキャッチフレーズにもあるように、どちらかと言うと加熱料理よりはそのままかけて食べるのに向いていると思います。製造方法・味・コストバランスを総合すると星4つとおすすめのオリーブオイルです。折角高いオリーブオイルを買うのであればこういうものにしたいですね。

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