これなら安心!トランス脂肪酸が少ないオススメのマーガリン7選

サプリメントマイスター/食用オイルソムリエ
40代男性、定期的に運動をしているにも関わらず健康診断でLDLコレステロール値が下がらなかったことをきっかけに油・脂習慣に注目し始める。食用オイルソムリエ、サプリメントマイスター資格を取得し、本サイトの編集長として専門性、信頼性のある情報発信を目指す

1. そもそもマーガリンって何?原材料は?

そもそもマーガリンとは何なの?と聞かれたらあなたは説明できますか?スーパーで当たり前のように売られていて、普通に冷蔵庫に入っているので、何となく「バターの代わり」にパンに塗って食べている。そんな感じの食品という方も多いのではないでしょうか?

では、ここで「マーガリン」の定義を紹介します。

マーガリンとは
「植物性油脂を原料とし、バターに似せて作った加工食品」
の事であります。

つまりもともとは「何らかの」植物油脂を「人工的に固めて」バターっぽくしたものがマーガリンと呼んでいるものなのです。
※「植物性油脂」というのは液体の植物由来の油の事です。大豆油とか菜種油とかですね。

というように認識してもらえたらと思います。

具体的な精製方法としては「何らかの植物性油脂」に「発酵乳・食塩・ビタミン類」などを加え、その製造過程において水素を分子に付加して常温で固体にするという結構複雑な工程を必要としています。
バターと最も大きな違いは、バターは基本的に牛乳を分離させ自然な方法で製造するのに対して、
(塩を入れたりする程度で人工的な添加物はいれません)
マーガリンは前述のように植物性・動物性の油脂を人工的に加工したものであります。
※昔は鯨の脂肪(鯨油)を用いた物も普及していたそうです。
※ちなみに、日本ではJAS規格により、「マーガリン類」の中で油脂含有率が80%以上のものをマーガリン、80%未満がファットスプレッドと分類されています。

2. マーガリンはなんでイケないの?

かつて植物油から作られるマーガリンは、動物性脂肪であるバターよりも健康に良いというような印象が持たれていました。しかし近年では逆に、マーガリンに含まれる「トランス脂肪酸」が健康被害を与える可能性が指摘されています。

水素添加によって作られる通常のマーガリンはトランス脂肪酸を5~10%前後含有しており、そのトランス脂肪酸は心臓疾患などの一因である可能性が指摘されて久しいです。すでに米国などの海外諸国では食品中に含まれるトランス脂肪酸の量の表示義務や使用規制が行われています。

トランス脂肪酸について詳しくは是非こちらの記事などもご覧ください。

参考記事危険な油!?トランス脂肪酸って何が体に悪いの?

3. マーガリンの歴史

先程、マーガリンはなぜイケないのか?ということを紹介しましたが、元々はそうではなかったようです。
製品としてのマーガリンは、19世紀末に発明されました。1869年にナポレオン3世が軍用のためにバターの安価な代用品を募集したところ、フランス人のイポリット・メージュ=ムーリエさんが牛脂に牛乳などを加え硬化したものを考案したそうです。

ちなみに乳脂肪分にもよりますが、現在でも200gのバターを得るために、原料である牛乳は「約4.8リットル」必要とされます。昔はさらに効率も悪く、100gのバターに4リットル以上の牛乳が必要だったようです。
現代のように乳を出してくれる牛さんの管理もきちんとしていなかったため、繁殖・育成には
結構な労力が必要となり、これらが進歩する前のバターはとても貴重な食品でした。

その後に、ニッケル触媒を用いる水素添加反応が発見され、さらに、この反応により植物油が硬化すること(硬化油)が発見されました。20世紀に入るといよいよこの「硬化植物油」を用いる「化学合成マーガリン」の製造が始められました。

第二次大戦中のアメリカでは牛脂等の品薄状態が続き、「化学合成マーガリン」が本格的に製造され、戦後はマーガリンといえば普通に「化学合成マーガリン」を指すようになりました。

よって、「マーガリンが問題なのではなく、水素添加をした化学合成のマーガリンが問題となっている」という事なのです。それはなぜか?それはトランス脂肪酸が上記の水素添加反応によるものだからです。

4. マーガリンの良い所と最近のマーガリン事情

最近では、たまにバター不足というニュースが出たりしますが、基本的にはスーパーにはバターが陳列されておりそこまで値段も高くないため、昔のような用途ではマーガリンは使用されなくなってきています。

それでも、マーガリンには「特有のなめらかさ」があり、その食感が好きな人も多くいると思います。
なおかつ保存が効く点や、お菓子作りなどでは「サクッ」とした食感を出せるという利点があります。
また、お菓子作りなどでは大量のバターを使用するとどうしても値段が高くなってしまうという事もありますので、そこでバターの代用品としてコストを抑えるというのもマーガリンの立派な役割の一つでしょう。

そんなマーガリンですが2018年に日本国内乳業各社は従来の製法でなく、「食感」を損なわない代替油脂の開発を進めており、消費者のニーズに答えた「部分水素添加油脂」を使わないマーガリンを実現しています。

新商品ではマーガリンが嫌厭される要因である「トランス脂肪酸」の含有量を、使用1回分である10グラム当たり0.1グラム程度(1%)という10年前の商品の約1割(10%)という油の高温処理など製造過程で微量に生じた分だけにまで激減させています。

これは精製した植物油(熱処理等を行った植物油)以下の割合でありこのようなマーガリンは当サイトとしてもおすすめしない理由はありません。※もちろん摂り過ぎはマーガリンに限らずとも駄目ですが。

そこで、そんな「トランス脂肪酸が少ないマーガリン」をショッピングサイトの人気欄を参考にご紹介していきたいと思います。

5. オススメ!トランス脂肪酸が少ないマーガリン7選

7位
Nuttelex★バター風味スプレッド

  • Nuttelex★バター風味スプレッド
  • 参考価格(税込):2,588円
【トランス脂肪酸フリー】とにかくデカイ!オーストラリアのマーガリン
植物種子100%で作られているので、牛乳・乳糖・大豆・ナッツオイル・卵など使われていません。そのため、コレステロールフリーです。また、人口添加物や遺伝子組み換え製品なども使われていません。

6位
発酵豆乳マーガリン

  • 発酵豆乳マーガリン
  • 製造元/輸入販売元:創健社
  • 参考価格(税抜):315円
【トランス脂肪酸0.4%】発酵豆乳を使用した純植物性100%のマーガリン
原料油脂はべに花油とパーム核油で、一番しぼりのべに花油とパーム核油はパームの胚芽及び胚乳からしぼったものを使用しています。発酵豆乳は豆乳に植物性乳酸菌を植えつけ発酵させた豆乳ヨーグルト風のもので、食塩は精製塩ではなくミネラル分を含むあら塩使用するという贅沢なマーガリンに仕上がっています。

5位
パン屋さんのおいしいマーガリン

  • パン屋さんのおいしいマーガリン
  • 製造元/輸入販売元:
    月島食品工業株式会社
  • 参考価格(税抜):300円
【トランス脂肪酸0.4%】素材の美味しさを大切にするマーガリン
北海道産の生クリームを7%使用、オレイン酸たっぷりの、べに花油を主原料に、フランス・ロレーヌ地方産岩塩使用と原材料にこだわって作られています。パンにはもちろん、料理にも幅広く使えます。

4位
ソシエル

  • ソシエル
  • 製造元/輸入販売元:ADEKA
  • 参考価格(税込):464円
添加物無添加の「白い」マーガリン
焼菓子などに使用するのが相性よく、バターと併用も可能です。植物性マーガリンで、乳化剤、着色料、保存料、香料無添加。トランス脂肪酸低減品です。

3位
アロマゴールド

  • アロマゴールド
  • 参考価格(税込):626円
【トランス脂肪酸0.95%】発酵バターを配合した風味の良いマーガリン
発酵バターを使用した、上質でリッチな風味のマーガリンです。作業性がよく、使用したパンやケーキに自然な甘い余韻を与えます。口どけが良く、しっとりとした仕上がりのパンやケーキを作ることが出来ます。

2位
アロマーデクレア

  • アロマーデクレア
  • 参考価格(税込):496円
【トランス脂肪酸1.4%】スイートバターの風味を再現したマーガリン
バターに比べ、保湿性が高く酸化しにくい性質があるので、焼き菓子に特におすすめです。また、バターと組み合わせることで、バターのコクと香り、アロマーデの香りとしっとり感を合わせたお菓子を作れるそうです。お菓子作りには是非検討してみたいですね。

1位
丸菱 無添加 植物性マーガリン 低トランス脂肪酸 エスフュージョン

  • 丸菱 無添加 植物性マーガリン 低トランス脂肪酸 エスフュージョン
  • 製造元/輸入販売元:
    丸菱オリジナル商品
  • 参考価格(税抜):350円
【トランス脂肪酸0.72%】500gあたり約400円のコスパがいい!
原材料が「食用精製加工油脂、食用植物油脂、乳等を主要原料とする食品、乳精ミネラル、発酵風味料」と乳化剤や保存料、香料といった添加物が入っていません。バターに劣らぬコクがありつつ無香なため素材の味を活かす料理にはもってこいです。

6. まとめ

いかがでしたか?

当サイトでもマーガリンの害についてはいくつかの記事で触れていますが、悪いのはマーガリンではなく「トランス脂肪酸」ですので、企業努力でこれまでの欠点を補うような取り組みをされているのは素晴らしいですよね。

是非、おすすめのマーガリンを試してみてくださいね。

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