
1. 完全無欠コーヒーはココナッツオイルでいいの?
少し前にベストセラーになった『シリコンバレー式 最強の食事』に書いてある完全無欠コーヒーは試した事のある方も多いのではないでしょうか?
毎朝コーヒーにバターとMCTオイルを入れて飲めば、毎日0.5kg体重が減り、食欲が消え失せ、活力がみなぎる──
という猛烈に魅力的な謳い文句のもと、多くの注目を集めました。(実は私も少し試したことがあります。。)
レシピとしては
- コーヒー
- バター
- MCTオイル
の3つというシンプルなものです。
詳しい作り方や期待する効果などは本を読んでいただくこととして、要するにこちらはコーヒーの覚醒作用とバターによる腹持ちと、速攻エネルギーになる中鎖脂肪酸(MCTオイル)によるコラボレーションで摂取エネルギー<消費カロリーになるように設計された飲み物なのです。
ただ、書籍によるとコーヒー・バター・MCTオイルは品質としてそれぞれ「かなり」良質のものを要求さていれますので、実は結構なお値段になります。
そこで、最近「バターとMCTオイル」の代用として使用されるようになったのが「ココナッツオイル」だそうなのですが、確かにそれは理に叶っています。
以下は各オイルの脂肪酸のグラフとなります。
こうしてみると、バター・ココナッツオイル・MCTオイルに共通しているのは
他によく使う油とは脂肪酸の構成が大きく異なる(メインが飽和脂肪酸)
※ただし、バターは飽和脂肪酸以外もまあまあ含まれている
という事をわかってもらえると思います。
さらに重要なのが、糖質のようにすぐにエネルギーになる「中鎖脂肪酸」の存在なのですが、それぞれ
・バター:7~8%前後(発酵、無発酵、有塩、無塩などの製法や原料により変化)
※ただし、バターは酪酸という短鎖脂肪酸を多く含みます。
・ココナッツ:60%前後
・MCTオイル:100%
となっています。
もちろんバターは脂肪以外にも栄養素を含んではいますが、その成分の実に8割は脂肪(脂肪82%・水分16%・タンパク質1%・その他1%)ですので、完全無欠コーヒーしか何があっても口にしない!というガチ勢は確かにバターのほうが他の栄養素も摂取できる事を考えるといいのかも知れませんが、朝食や昼食を置き換える程度の人であればココナッツオイルコーヒーで十分だというのが最近流行っている理由なのでしょう。
そこで今回は、プチ完全無欠コーヒーとも言うべきココナッツオイルコーヒーに入れたいココナッツオイルの選び方を解説していきたいと思います!
2. 奇跡のオイル!「ココナッツオイル」の魅力とは?
太古の昔よりスーパーフードとして一部地域の人々の生活に密着している「ココナッツオイル」。栄養が豊富で、美容オイルとしても使える万能オイルです。
しかし、商品種類、原料や味わいは様々で、海外メーカー製のものも多いので、どれを選べばいいのか悩んでしまう人は多いのではないでしょうか?
※製造方法や栄養素などについて詳しく書いてある記事もありますので、併せてそちらもご覧ください。
参考記事【大昔より愛され続けている奇跡のオイル】ココナッツオイルの基本情報
そこで今回は通販レビューでも評判の高いおすすめのココナッツオイルをランキング形式でご紹介していきます。あなたのお気に入りのプチ完全無欠コーヒーレシピを見つけて超人的な食生活をはじめましょう!
3. ココナッツオイルの選び方
当たり前ですがココナッツオイルは「ココナッツの風味がします」。それがコーヒーに入れるとあってそれぞれの味わい・風味が喧嘩してしまうのは事実です。
しかし、ココナッツオイルはその製法により「ほぼ無味無臭」なものも存在しています。それがいわゆる「精製ココナッツオイル」と呼ばれるもので、以下のように作り方が異なるのが特徴です。
「(精製)ココナッツオイル」と呼ばれるものは、胚乳を乾燥させたコプラ(ココナッツの実の部分)を圧搾・抽出して取った原油を精製して作られます。独特の香りがないので、ボディケアや化粧品、料理など利用の幅がとても広いのが特徴です。
という訳で「精製ココナッツオイル」はその精製の度合いにもよりますが、ほぼ無味無臭となり、コーヒーに入れてもその味わいを崩すことは殆どありません。
個人的にはココナッツの風味とコーヒーの風味があわさると南国にいるような気分になるので嫌いではありませんが、気になる人は「精製ココナッツオイル」を使ったほうが良いでしょう。
それらを踏まえてプチ完全無欠コーヒーに入れたいココナッツオイルをランキングしていきます。
4. プチ完全無欠コーヒーに入れたいココナッツオイル人気7選
7位
ビオプラネット 有機ココナッツオイル 無香タイプ
- 製造元/輸入販売元:
東京セントラルトレーディング - 参考価格(税込):960円
中鎖脂肪酸などの有効成分はバージンココナッツオイルと同じなのですが、特殊工程により香りを除去しているので、ココナッツオイルの匂い・香が苦手な方でもおいしくお召し上がりいただけます。コーヒーに入れても気になりません。
6位
TOMIZ cuoca(富澤商店・クオカ)JAS有機ココナッツオイル
- 製造元/輸入販売元:株式会社 富澤商店
- 参考価格(税込):1,099円
小麦粉やバター、パンミックスやカカオパウダーなどの老舗である富澤商店さんが販売しているココナッツオイルです。
5位
チャオコー ココナッツオイル
- 製造元/輸入販売元:
アライドコーポレーション - 参考価格(税抜):1,583円
ココナッツオイルには売れ筋のブランドはいくつかありますが、いろいろ比較した結果、成分・量・質・お値段においてチャオコーはとってもリーズナブルです。
4位
NATURECOCONUT
- 輸入販売元:株式会社エース ラボ
- 参考価格(税込):1,980円
最高級品質フィリピンミンダナオ島のエキストラバージンココナッツオイル。自然な風味で幅広い年齢層の方に支持されています。
3位
ココナッツ油 385g(420ml) エキストラバージンココナッツオイル
- 参考価格(税込):1,400円
最高級品質フィリピンミンダナオ島のエキストラバージンココナッツオイル。自然な風味で幅広い年齢層の方に支持されています。
2位
ブラウンシュガーファースト 有機エキストラヴァージンココナッツオイル
- 製造元/輸入販売元:
(株)ブラウンシュガーファースト - 参考価格(税込):1,680円
乾燥果肉を使用せず、新鮮なココナッツの果肉を低温圧搾・遠心分離にかけてその日のうちにボトリングしたコ
1位
オーガニックエクストラバージンココナッツオイル500ml
- 製造元/輸入販売元:
株式会社そうまファクトリー - 参考価格(税込):1,480円
スリランカから輸入の本格ココナッツオイル。トランス脂肪酸、コレステロール、炭水化物、添加物などはすべてゼロ!化学剤不使用、未漂白、未脱臭がお手頃価格で手に入れられます。
5. まとめ
完全無欠コーヒーにバターとMCTオイルの代用品として使っていきたいココナッツオイルのおすすめ商品10個を、人気ランキング形式でご紹介しました。
いかがでしたか?
油脂は「体に悪い」と誤解する人は多いのですが、ココナッツオイルをはじめとする良質な油脂は貴重なエネルギー源であり、身体を健康的に維持する栄養も豊富です。
あなたもココナッツを生活に取り入れて、超人的生活を目指しましょう!